【新人奮闘記⑫】キッチンパネル、どうやって壁に付いている?

こんにちは!長野で注文住宅・デザイン住宅を手がけている「ALOHA100」の中澤です。
皆さんのお家のキッチンや洗面台の周りにある「キッチンパネル」。
ツルツルしていて汚れが付きにくく、お手入れもしやすいため、住宅ではよく使われています。
でも、よく見てみると不思議なことに気付きませんか?
「ネジ穴が見当たらないのに、どうやって固定されているんだろう?」
私はてっきり裏側からビスで固定しているのかと思っていました。
しかし実際の施工を見てみると、全く違う方法で取り付けられていました。
今回はそんなキッチンパネル施工の裏側をご紹介します!

まずは壁に接着剤と両面テープを施工していきます。
実はこの工程、職人さんから
「やってみる?」
と言われ、私も少しだけ体験させてもらいました。
一見すると接着剤を塗るだけの簡単な作業に見えます。
ところが実際にやってみると意外と難しい…。
今回使っていた両面テープは少し厚みのあるもので、その厚みよりも接着剤を高く盛らないと、キッチンパネルを押し付けた時に接着剤がしっかり届きません。
逆に盛りすぎても良くないので、均一な厚みで施工する必要があります。
職人さんはスイスイ作業していましたが、実際にやってみると見た目以上にコツが必要な作業でした。

ちなみに接着剤と両面テープは、
- 壁側に施工する方法
- キッチンパネル側に施工する方法
の2通りがあるそうです。
今回は壁側に施工する方法を採用していました。
理由を聞いてみると、キッチンパネル側に接着剤を付けると、運搬や設置の際に手や服に接着剤が付いてしまうことがあるとのこと。
そしてこの接着剤、一度手につくとなかなか落ちないのだとか。
確かに、大きなパネルを持ちながらの作業では、壁側に施工しておいた方が作業しやすそうです。
こういう細かな工夫も現場ならではですね。

そしていよいよキッチンパネルを設置していきます。
私は勝手に、
「キッチンパネルって金属みたいなものなんだろうな」
と思っていました。
しかし職人さんから聞いて驚いたのが、“実は意外と簡単に折れてしまう”ということ。
今回のパネルは特に大きなサイズだったため、持ち上げたり移動したりする際も、しならせたり無理な力をかけたりしないよう慎重に作業を進めていきました。
実際、施工後に出た端材を処分する際には、職人さんが手でパキッと折っていて、
「え!?そんなに簡単に折れるの!?」
と驚いてしまいました。
完成後の姿からはなかなか想像できません。

そして無事に施工完了!
こうして見ると、まるで最初からそこにあったかのようにきれいに納まっています。
もちろん表面にはネジも見えません。
普段何気なく使っているキッチンパネルですが、その裏側では、
- 接着剤の厚みを調整する技術
- 作業しやすい施工方法の選択
- 大きなパネルを傷付けずに運ぶ工夫
など、たくさんの技術や経験が詰まっていました。
現場に出るようになって改めて感じるのは、シンプルそうに見える作業ほど、実は奥が深いということです。
今回も最初は、大きな板を貼るだけと思っていました。
しかし実際には、接着剤の塗り方ひとつにもコツがあり、材料の扱い方にも注意が必要でした。
完成してしまえば見えなくなる部分ですが、そんな職人さんの技術によって、私たちが見日使うキッチンが作られているんですね。





