2026年の家づくり、皆さんが本当に気にしていること

こんにちは!
長野で注文住宅・デザイン住宅を手掛けている「ALOHA100」の鈴木です。

最近、お客様とお話ししていて感じるのは、家づくりで気にされるポイントが少しずつ変わってきているということです。

以前は「どんなデザインにしたいか」「何坪くらいの家にしたいか」「キッチンはどこのメーカーにしようか」といったご相談が多かったのですが、最近はそれに加えて、

「冬、本当に暖かい家になりますか?」
「光熱費はどのくらい変わりますか?」
「将来、家族構成が変わっても暮らしやすいですか?」
「補助金や住宅ローンのことも含めて、無理のない計画にできますか?」

こういった、暮らし全体に関わるご相談がとても増えています。

今の家づくりで特に関心が高いのは、やはり断熱性能と省エネ性能です。

2025年からは新築住宅の省エネ基準適合が原則義務化され、住宅業界全体としても「性能の高い家を建てること」が当たり前になってきました。さらに、子育てグリーン住宅支援事業などでも、GX志向型住宅、長期優良住宅、ZEH水準住宅といった言葉を耳にする機会が増えたと思います。

ただ、ここで大切なのは、難しい制度の名前を覚えることではありません。

お客様にとって本当に大事なのは、
「その性能が、自分たちの暮らしにどう関係するのか」
ということだと思います。

たとえば、断熱性能が高い家は、冬の朝に布団から出るのが少しラクになります。家の中の温度差が少なくなれば、脱衣室や廊下の寒さも感じにくくなります。夏も冷房が効きやすく、部屋ごとの暑さ寒さの差を抑えやすくなります。

毎月の光熱費にも関わってきますし、何より毎日の体感が変わります。

長野のように冬の寒さがしっかりある地域では、デザインと同じくらい、いや場合によってはそれ以上に「暖かさ」は大切な要素です。

そしてもう一つ、ご相談が多いのが家事動線です。

共働きのご家庭や子育て中のご家庭では、毎日とにかく時間が足りません。洗濯して、干して、畳んで、しまう。買い物から帰って、荷物を片付けて、夕飯の準備をする。

この何気ない毎日の動きが、家の間取りによって本当に変わります。

最近は、玄関からパントリー、キッチンへつながる動線や、洗面脱衣室、ランドリールーム、ファミリークローゼットを近くにまとめる間取りを希望される方が増えています。

「家事は気合いで頑張るもの」ではなく、間取りでラクにするもの。

これは、私自身もお客様とお話ししていて強く感じるところです。

また、平屋やコンパクトな家への関心も高まっています。

大きな家にすることが正解ではなく、自分たちにとってちょうどいい広さを考える方が増えています。掃除がしやすい。移動がラク。将来、階段の上り下りを心配しなくていい。冷暖房の効率も考えやすい。

こうした理由から、平屋や1階で暮らしが完結する間取りは、今後も人気が続くと思います。

ただし、ここでも大切なのは「流行っているから平屋にする」ということではありません。

土地の広さ、日当たり、駐車スペース、予算、家族構成。
いろいろな条件を見ながら、本当に自分たちに合っているかを考えることが大切です。

最近は物価上昇や建築費の高騰もあり、住宅ローンや資金計画への不安も大きくなっています。

だからこそ、最初に無理のない総予算を整理することがとても大切です。土地にいくら、建物にいくら、外構や諸費用にいくら。ここを曖昧にしたまま進めてしまうと、後から「本当にやりたかったこと」を諦めなければならない場面が出てきます。

家づくりは、建物だけを考えればいいわけではありません。
土地、資金、性能、間取り、デザイン、将来の暮らし。
全部がつながっています。

今の時代、情報はたくさんあります。SNSを見れば素敵な家がたくさん出てきますし、AIで間取りを考えることもできるようになってきました。

でも、実際の家づくりは、そのご家族の暮らし方や土地の条件、予算によって正解が変わります。

「これが流行っていますよ」だけではなく、
「あなたのご家族には、これが合っていると思います」
と一緒に考えられることが、私たち地域工務店の役割だと思っています。

家づくりを考え始めたばかりの方も、土地がまだ決まっていない方も、住宅ローンや補助金のことがよく分からない方も、まずはお気軽にご相談ください。

まだ漠然としている段階でも大丈夫です。

これからの暮らしに何が必要なのか。
どこにお金をかけて、どこを整理するべきなのか。
一緒に考えていきましょう。