【気まぐれ旅日記①】須坂で激レアイベント発生中!?大岩山普願寺のピカピカ銅屋根を見てきました

こんにちは!長野で注文住宅・デザイン住宅を手がけている「ALOHA100」の中澤です。
私は休日になると、気が付けば車を走らせてどこかへ出かけています。目的地を決めて向かうこともあれば、気になる道を見つけてそのまま進んでみることも。
建築を学び、現在は住宅設計に携わっていることもあって、旅先ではつい建物や街並みに目が行ってしまいます。もちろん、思わず立ち止まってしまうような自然の景色や、「なぜこんな場所に!?」と驚くものに出会うこともあります。
このシリーズでは、そんな旅の中で見つけた景色や建築、ちょっと面白い発見を気ままにお届けしていこうと思います。
記念すべき第1回は、須坂市で今しか見ることのできない貴重な光景をご紹介します!

貴重な光景を見ることができるのは須坂市南原にある「大岩山 普願寺」というお寺さんです。
普願寺は須坂市を代表するお寺のひとつで、1247年(宝治元年)に埼玉の秩父に建立後、1351年に須坂に移住してきた歴史ある寺院です。
現在、本堂の保存修理工事が行われており、普段はなかなか見ることのできない貴重な姿を見ることができます。

境内へ入ると、新緑に囲まれた参道が続きます。
当日は天気も良く、木漏れ日がとても気持ちの良い空間でした。

案内板によると、普願寺本堂は須坂市指定有形文化財。
長い歴史の中で受け継がれてきた貴重な建築です。
そして、今回のお目当てがこちら!

本堂の銅屋根です。
遠くから見ても分かるほどピカピカに輝いていました。
普段見慣れているお寺の屋根は緑色や黒っぽい色をしていますが、実は施工直後の屋根はこのように輝きがあります。
時間の変化とともに、
銅色 → 茶褐色 → 黒褐色 → 緑青
へと変化していきます。
つまり、この状態を見ることができるのは工事直後の限られた期間だけ。
なかなか見ることのできない、とても貴重な光景なんです。

建築を学んできた身としては、屋根そのものだけでなく、それを施工する技術や保存修理の考え方にも興味を惹かれました。
新しい建物を作るだけでなく、歴史ある建築を未来へ残していくことも建築の大切な仕事のひとつです。

本堂前には工事内容を紹介するパネルも設置されていました。
普段見ることのできない屋根裏や構造材の状態、補強方法などが紹介されていて、思わずじっくり読んでしまいました。

さらにその横には、修理前まで実際に屋根に乗っていた大きな鬼瓦も展示されていました。
屋根の上についているものを見るだけではなかなか大きさが想像できませんが、目の前で見ると想像以上の大きさです。

細かな装飾や経年変化した銅の表情を見ることができ、長い年月本堂を守り続けてきたことが伝わってきます。
仮本堂に参拝をした後、駐車場に向かって歩いていると、ふと小さな木の実がなっているのを見つけました。

実はこれはサクランボ。
普段私達が食べるサクランボはもっと大きく、甘そうな見た目をしていますが、これはソメイヨシノの実です。
小学生のころ、これを鉢に植えて発芽しないかな?と見守った懐かしい光景が頭に浮かびました。
季節の移り変わりを感じながら散策できるのも、お寺の魅力ですね。
今回見てきた普願寺の銅屋根。
数十年後には落ち着いた色合いへ変化し、私たちが見慣れている屋根になるでしょう。
だからこそ、
「今しか見れない須坂の風景」
と言えるかもしれません。
工事は9月30日完成予定みたいなので、それに合わせていくとバリケードが外れた完全体が見れるかもしれません...!
もし近くを通る機会があれば、ぜひ立ち寄ってみてください。




