入居前の「真っ新な瞬間」を。竣工写真に込めた思い

こんにちは! 長野で注文住宅・デザイン住宅を手掛けている「ALOHA100」の鈴木です。

今回は少し趣向を変えて、家づくりそのものではなく、私たちの「舞台裏」のお話を。

実は、お引き渡し前の大切なお家にお邪魔して、竣工写真の撮影をさせていただいています。ところが先日、とある現場での撮影中、不注意で三脚からカメラが落下してしまい、広角レンズのズーム機能が動かなくなるというトラブルが起きてしまいました。

幸い、カメラが落ちたのはお家を傷つけるような場所ではなく、機材だけが身代わりになってくれた形でしたが、広角レンズは竣工写真の要。真っ青な顔で、すぐにNikonへ修理を依頼しました。

提示された修理費用は、正直に言って少し躊躇するような金額でした。「今はiPhoneでも驚くほど綺麗に撮れるし、多少の歪みなら後からアプリで補正できる時代だよな……」と、一瞬そんな考えが頭をよぎったのも事実です。

けれど、やはり現場に立つと、窓から差し込む繊細な光や、部屋ごとの明暗差、照明が作り出す柔らかな陰影など、肉眼で見た時の「あの美しさ」を再現するには、一眼レフ(ミラーレス)の表現力が必要だと痛感します。

それは、私なりの「自己満足」かもしれません。でも、SNSに掲載した写真を見て、お施主様から「自分の家じゃないみたい!」「素敵に撮ってくれて嬉しい」と喜んでいただけた時のあの瞬間を思い出すと、どうしても妥協はできなかったんです。

家づくりは、完成までに本当に多くのプロセスがあります。お施主様が悩み抜いて、迷いながら形にして、やっと辿り着いた大切な結晶です。

ご入居前の、まだ真っ新な状態。住み始めてからは撮ることができない「その時だけ」の瞬間を、自分にできる限り最高の形で残したい。そんなプロとしての小さな意地を胸に、今日もレンズを向けています。

新しいレンズが戻ってきたら、また気合を入れて「映える」一枚を追い求めていきますね。