デザイン住宅だからこそ、「やらない選択」も大切にしています。

こんにちは!
長野で注文住宅・デザイン住宅を手掛けている「ALOHA100」インテリアコーディネーターの山岸です。^^

先日、Xである投稿を見かけました。

「Rの下がり壁をお願いしたのに、完成したらイメージと違った…」

そんな内容だったのですが、実は社内でも話題になり、プランナーの春原さんと「わかるーーー。」と共感の嵐でした。笑

もちろん、お客様の「楽しみにしていたのに…」という気持ちもすごく分かります。
でも同時に、施工する側の難しさも分かるからこそ、「事前にちゃんと説明できていたら、お互いにモヤモヤせずに済んだのかもしれないな…」とも感じました。

実際、弊社でも「Rの下がり壁にしたいんです!」とご要望をいただくことは結構あります。
SNSを見ていると、「やっぱり可愛いな~」と私自身も思います。
できることなら取り入れてあげたい…!と思うのですが、弊社では積極的にはおすすめしていないんです。

その一番の理由は、クロス仕上げだとどうしても綺麗に仕上げるのが難しいから。

Rのカーブ部分はクロスに負荷がかかりやすく、時間が経つと割れたり、剥がれたりしてしまうこともあります。
もちろん施工側も、できる限り綺麗に納めようと工夫はするのですが、将来的なリスクをゼロにするのはなかなか難しいんですよね。

Rの下がり壁に限らず、実際の現場では「見切り」を入れて納めることも多いのですが、個人的には、今のところ“これなら綺麗!”と思える納まりを、正直まだあまり見たことがなくて。^^;
本音を言うと、見切りを入れない方がデザイン的にはやっぱり綺麗なんですよね。
実際、この部分に関しては現場監督さんや大工さんと、「どうしたらもっと綺麗に納まるか」を何度も相談したりしています。

“可愛いから取り入れたい”という気持ちはすごく分かるのですが、家づくりって、見た目だけではなく、

・数年後も綺麗に保てるか
・メンテナンスしやすいか
・完成時に本当に美しく納まるか

そういう部分まで含めて考えることが大切なんですよね。

ずっとやりたかったけど、メンテナンスやクレームを考えるとできないねって話していた話題だったからこそ「そうだよねー!」と共感してしまいました。

ちなみに、どうしてもRの下がり壁にしたいよっていう方は塗り壁仕上げがおすすめですよ。^^
実際、Rとの相性はとても良いですし、質感もすごく素敵です。^^
ただ、その分どうしてもコストは上がってしまうので、現実的には悩ましいところですが…。

どちらにしても、私たちALOHA100ではメリットもデメリットもお客様にはお伝えしています。
「できない」ではなく、完成した時も、その先の暮らしの中でも、“ちゃんと素敵であること”を大切にしたいから。
SNSで見る素敵な施工事例ももちろん参考になりますが、実際の暮らしや施工性まで考えながら、これからもご提案していきたいなと思っています。^^

それでは、コーディネーターの山岸でした!