庭を明るく彩る、白斑のヤマボウシ「ウルフアイ」

長野で注文住宅・デザイン住宅を手掛けている「ALOHA100」プランナーの鈴木です。

先日、外構屋さんとお客様邸へお伺いした際、爽やかな新緑のヤマボウシ「ウルフアイ」に目が留まりました。

日陰になりがちな空間に、涼しげな緑と白い斑模様をもたらしてくれるヤマボウシの品種「ウルフアイ」。今回は、この魅力あふれる樹木についてご紹介します。


「ウルフアイ」は、ヤマボウシではなく、シナヤマボウシの白斑品種です。日本のヤマボウシの斑入り品種とは異なり、葉に白く縁取られた美しい斑が入るのが特徴です。葉はヤマボウシよりも細身で、縁が波打っています。外構屋さん曰く、斑入りは人気で値段も高騰しているみたいです。

さらにユニークなのが、花にも白い斑が入ることです。まるで水墨画のような、幻想的な花姿を楽しむことができます。

「ウルフアイ」は、日当たりが悪く、暗い印象になりがちな場所に植え付けると、その涼しげな葉色と斑模様が空間に明るさを与えてくれます。

また、シンプルなグレーの外壁前に「ウルフアイ」を添えると、白斑の葉がより一層映えて、スタイリッシュな雰囲気を演出することができます。斑入りの品種の中では日射しに強く、葉焼けすることなく美しい状態が続くそうです。

北側に玄関があるお住まいの方や、日陰のスペース、中庭などに高木を植えたいけれど、暗い雰囲気になるのが心配な方、「ウルフアイ」はそんな悩みを解決してくれる最適な樹木です。

「ウルフアイ」は、日陰でも美しく育ち、日当たり良好な場所でも葉焼けせず、コンパクトな樹形で育てやすいという、たくさんの魅力を持つ品種です。北側玄関や日陰のスペースを明るくしたい方、ぜひ「ウルフアイ」を植えてみてはいかがでしょうか。