建築って、ただ建物をつくることじゃない。

こんにちは!
長野で注文住宅・デザイン住宅を手掛けている「ALOHA100」インテリアコーディネーターの山岸です。^^

一級建築士の試験勉強も、いよいよラストスパート。
試験本番まで残り1週間、、、。
正直、めちゃくちゃ焦ってます。
でも、ここまで積み重ねてきたことを信じて頑張ってきます。

建築士の試験というと、建物を設計するための知識や、法規・構造を勉強するイメージが強いですよね。
もちろん、それも大切な勉強です。
でも、この数か月勉強をしていて私が一番感じたのは、

建築って、ただ建物をつくることじゃない。

ということ。

そこに住む人がどんな時間を過ごし、どんな景色を見て、どんな気持ちで暮らすのか。
そんな"暮らし"まで考えることなんだなと、改めて感じました。
今日は、そんなことを考えさせてくれた、私がいつか行ってみたい建築を2つご紹介します。^^

①住吉の長屋 「家の中に"外"を取り込んだ家。」

大阪にある、建築家・安藤忠雄さんの代表作です。
住吉の長屋というと、コンクリート打ちっぱなしで、玄関以外にほとんど窓のない外観を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
でも、この建築の本当の魅力は建物の真ん中にある中庭です。
家の中にいながら、光や風、雨や季節の移ろいを感じることができる空間。
その代わり、トイレやお風呂へ行くには一度中庭を通らなければいけません。
便利さだけを考えれば不便かもしれません。
でも、「どうすれば、この家で暮らす人がもっと豊かな時間を過ごせるだろう。」
そんなことを真剣に考え抜いた、建築家の想いが詰まった住宅なんです。^^

実は私、安藤忠雄さんの建築が大好きで、この業界に入った頃からずっと憧れの存在でもあります。笑

②落水荘 「滝と暮らす家。」

アメリカ・ペンシルベニア州にある、建築家・フランク・ロイド・ライトの代表作です。
お施主さんの「お気に入りの滝を眺めながら暮らせる家」という依頼を受けて始まった計画でした。
ところがライトは、その滝が見える場所ではなく、滝の真上に家を設計したんです。
「滝を見る」のではなく、「滝と一緒に暮らす」。
窓を開ければ滝の音が聞こえ、自然をただ眺めるのではなく、日常そのものになる。
お施主さんの想いを受け止めながら、その想像をさらに超える提案をしたライト。

「そんな発想があったのか。」

きっと、お施主さんも驚いたんだろうなぁ…と想像してしまう、大好きな建築です。^^

今日は有名な建築を2つだけ。
どちらも、普通では思いつかないような発想から生まれた建築で、とても面白かったので紹介しました。

建築って、正解がないから面白い。

便利さだけが、豊かさではない。
自然を感じる暮らしも、景色を取り込む工夫も、その建物ならではの「豊かさ」があります。
その一つひとつに、「なぜそうしたのか」という考え方があります。
私は、そんな建築家の想いに触れる時間が、とても好きでした。

暮らしをデザインするって、楽しそう。

もちろん、滝の上に家を建てることはできませんが…。笑
「こんな考え方もあるんだ。」
そんな建築の面白さもお話ししながら、一緒にワクワクする家づくりができたら嬉しいです。^^

それでは、コーディネーターの山岸でした!