【新人奮闘記⑧】ペラペラのシートが家を守る話

こんにちは!長野で注文住宅・デザイン住宅を手がけている「ALOHA100」の中澤です。

現場研修も少しずつ進み、最近は建物が完成するまでの工程を間近で見る機会が増えてきました。

先日現場で見かけたのが、外壁材を張る前に施工される白いシート。

写真でいうと、左側の白い部分です。

このシートの名前は「透湿防水シート」。

正直、最初に見たときは

「外壁を張る前の養生かな?」

くらいにしか思っていませんでした。

見た目は薄くて軽く、どこか頼りなく見えます。

ですが実は、この一枚が家を守るための重要な役割を担っているそうです。

まず一つ目の役割は、『雨水の侵入を防ぐ』こと。

外壁は雨から家を守るためのものですが、強風を伴う雨や施工上のわずかな隙間などから、水が入り込む可能性があります。

そんな時、この透湿防水シートが建物内部への侵入を防いでくれるそうです。

そしてもう一つの役割が、『壁の中の湿気を外へ逃がす』こと。

名前にもある「透湿」という言葉の通り、このシートは湿気を通す性質を持っています。

雨は防ぐのに、湿気は逃す。

どういう原理なのか不思議ですが、この働きによって壁の中に湿気が溜まりにくくなり、結露や木材の劣化を防ぐことにつながるそうです。

つまりこのシートは、

「雨は入れない。でも湿気は逃がす。」

という、とても大事な仕事をしているわけです。

家が完成すると外壁の裏側に隠れてしまうため、普段目にすることはありません。

しかし、この見えない部分があるからこそ、家を長く快適な状態に保つことができるのだと知りました。

現場に出る前は、家づくりというと柱や梁、外壁など目に見える部分ばかりに注目していました。

ですが実際には、完成すると見えなくなる部分にもたくさんの工夫や技術が詰まっています。

見た目はただの白いシート。

でも、その役割を知ると見え方が少し変わりました。

現場に出てみると、まだまだ知らないことばかりです。

これからも現場研修で見つけた「へえ!」を、新人目線でお伝えしていきたいと思います!