インテリアコーディネートのコツって、意外とシンプルです。

こんにちは!長野で注文住宅・デザイン住宅を手掛けている「ALOHA100」インテリアコーディネーターの山岸です。^^

今日は、週末の打合せに向けてカタログやサンプル、提案用のボードなどなど資料の準備をしております。^^
外はかなり暑いので、夏にかけては事務作業が多めになりがちです。
皆様も熱中症などお気をつけてお過ごしくださいませ。

さてさて、今日は色決めをしていく上でこれを意識するだけで格段におしゃれにまとまるよー!という簡単なコツをお伝えしたいと思います!

よく、インテリアを決める時には3色にまとめると良いよ!と聞いたことある方もいますよね。^^
床の色と、壁の色で2色ってことはあと1色しかないの!?そんなの決められないよー!と思ったことありませんか?
3色って決められちゃうと意外と決めるのが難しいですよね。

でもね、ご安心ください。^^

少し話はそれますが、人が最も美しいと感じると言われる「黄金比」ってあるのをご存じですか?^^
古くから美の基準として広く知らていて、今でも身近なデザインや建築にも取り入れられているそうです。
この「黄金比」がインテリアの配色の比率にもあると言われていて、

・ベースカラー 70% (床や壁、天井の色)
・アソートカラー 25% (カーテンやソファーなどの家具の色)
・アクセントカラー 5% (クッションや小物)

にまとめると、バランスが取りやすいとされいます。^^
きっとここから3色と言われるようになったのカナーと私は思っているのですが、3色というよりは、3つの要素のバランスが大事という事だと思うんです。
もう少し分かりやすくシンプルに言うと、

●ベースカラーは2色!
床の色と、ベースとなる壁紙の色。

●アソートカラーは1色。
1色で濃淡の差をつけるのはOK!
トータルで25%を超えないように気を付ける。

ちなみにアクセントクロスはアソートカラーに含まれる場合がほとんどです。
カーテンやソファーなど、この後に入る色味にも気を付けて。
あまり面積が多くなってしまうときは、家具はベースカラーに寄せてみるのもありです。

●アクセントカラーは1色で2アイテム~3アイテム。
ここ数年よく目にする、アイアンなどのブラックもアクセントカラーになるので、使い過ぎに注意!

こんな感じでしょうか。
3色ではなく、全部で4色ですね~。^^
その辺はもう、あまり深く考えなくて大丈夫です。笑

まとめると、床と壁紙を決めたらあとはアソートカラーの一色をきめてボリュームを調整していくだけでOK。

それを踏まえて、実際に建てて頂いたお家を見てみるとこんな感じ。

アクセントクロスやテーブルなどはグレーで統一して、アクセントカラーはキッチンのブラック。
他は床の色に寄せて、ナチュラルな木の色で合わせています。
写真には写っていないですが室内ドアもグレーで合わせて、1つの空間で黄金比率にまとまるようにボリュームを調整しています。
ここにカーテンをつけるならベースカラーのホワイトかな。

いかがですか?
意外とシンプルで、簡単ですよね。^^

長くなってきたので、もう一つのポイント「インテリアイメージ」については次回にお話ししたいと思います!
それでは、コーディネーターの山岸でした~。^^