デザイン性と耐久性は両立できない!?話題のデザイン建築。

こんにちは!長野で注文住宅・デザイン住宅を手掛けている「ALOHA100」インテリアコーディネーターの山岸です!

最近、世界的な建築家・隈研吾さんの設計した建物がわずか数年で劣化が進み改修の費用が何億もかかってしまうというニュースを見かけました。

引用:Yahoo! JAPANニュース

隈研吾さんといえば、木材をふんだんに使った建築が特徴的で、今回問題になっているのは意匠性で使用した木材の劣化なんだとか。
構造にかかわる木材ではないとは言え、見た目はボロボロ、、、
せっかくいい建物なのに残念ですよね。
なんでメンテナンスちゃんとしてこなかったの。
木のルーバーが使われていたり、とってもきれいなのに、、、。

隈健吾さんといえば、長野県だと白馬村にある「snow peak」が有名ですよね。
私も何度も行ったことがあるのですが、大きく張り出した屋根と木組みがとっても印象的な建物で、広いテラス席で山を眺めながら飲むスタバのコーヒーがめちゃくちゃおいしい。笑ちなみに、キャンプもできるみたいですよ!
ご興味ある方はぜひチェックしてみていください!

スノーピークランド ステーション白馬

初めてここを訪れた時、正直「この豪雪地でこんなに外部に木材を使って大丈夫!?」と驚いた記憶があります。
ひと冬こえたら腐食しているのではないか、、、。と。
それと同時に、メンテナンスがめちゃくちゃ大変そう、、、。と。
絶対、雪かきしなきゃいけないし塗り直しもしなきゃいけないし。

意匠性と耐久性やメンテナンスの良さって、なかなか両立できないんですよね。
それは住宅でも同じなんです。
外装だけではなく内装材も、薄い方がかっこいいけど、あまり薄くすると木が反って隙間が空いてきてしまったり
造作の洗面はカッコイイけど、後々のメンテナンスは大変になる可能性もあったり

その中でも、お客様のとっても職人さんにとってもベストな妥協点を探すのもコーディネーターの役割だったりもします。
なんか、そんな複雑な心境にグサッとささったニュースでした。

それでは、コーディネーターの山岸でした!