安全な階段は?

長野で注文住宅・デザイン住宅を手掛けている
「ALOHA100」プランナーの春原です。

古い家などでは梯子のように急な階段を見かけますが、転倒や転落などの危険性が高くなるので現在は建築基準法により住宅の室内階段に安全性を考慮した制限を設けています。
それは、「一般住宅の場合の階段寸法は蹴上23cm以下、踏面15cm以上」こちらは最低限の基準になります。

弊社では、できるだけのぼりやすくするため上階までの段数は、14~16段に設定しています。

写真のお宅は、14段なので、蹴上は20.3㎝、踏面22.7㎝です。
段数を15~16段と多くするにしたがい蹴上が低くなり上がりやすくなりますが、その分階段の全長が必要になりスペースを取ります。
私がプランニングする際のジレンマは、まさにココにあります。
コンパクトで使いやすくかつ安全な間取りを常に考えています。プランナー春原