琴線に触れる

長野で注文住宅・デザイン住宅を手掛けている「ALOHA100」不動産担当の山﨑です。

今回は私が最近ダントツで聴いている「羊文学」というアーティストについて、独断で勝手にご紹介させていただきます。
有名なアニメのタイアップとか、月9ドラマの主題歌に抜擢されたりだとか、J-POPのメインストリーム最前線にいながらも、何かど真ん中からはズレている感覚が捻くれ者の私にはどストライクでした。
いわゆる「オルタナティブ・ロック」と例えられる音楽で、主流に反したアンダーグラウンドなロックみたいな意味です。

私が初めて聴いた曲は「Burning」という曲でYouTubeのオススメで流れてきたのですが、
イントロの轟音ギターがまるでマイ・ブラッディ・ヴァレンタインじゃないか!って思いました。
アニメのタイアップでこんなにギターを歪ましていいものなのか・・。
かと思えば代表曲のひとつである「あいまいでいいよ」なんかはまるでスピッツの様な爽やかさで、キャッチーな曲でアンテナを広げてリスナーを本当の世界観に導こうとしている姿勢(たぶん)に逞しさを感じます。

スリーピースなのですが、ドラムのフクダさん(現在は休養中)のいかにも下北沢インディーロック然とした佇まいなのにすごく優しいドラムが人間味があってとても良い。ドラムマシンではこの味は出せないと思います。
ベースの河西さんは指弾きが絶妙にカッコイイですし、ヴォーカルの塩塚モエカさんはまるでカート・コバーン(NIRVANA)の様で、フェンダーのジャガーが似合ってます。
インタビューの様子なんかを拝見すると、尖っている様に見えて緩いおっとりしたギャップもまた良い。

フジロックフェスティバル2025にも出演が決定した様です。
情報が簡単に入りすぎる時代だからこそ、自分なりの琴線に触れる感性を大切にしたいものです。
羊文学、オススメです!