子ども部屋って人数分必要? 家族の変化に合わせた間取りの考え方

こんにちは!
長野で注文住宅・デザイン住宅を手掛けている「ALOHA100」インテリアコーディネーターの山岸です。^^

お子さんが生まれたり、保育園や幼稚園に通い始めたり。
家族が増えたことをきっかけに、お家づくりを考え始める方も多いと思います。^^

小さなお子さんとの毎日は、着替えに食事、お風呂に寝かしつけ……と、本当に大忙し。
「今の暮らしを少しでも楽にしたい!」と思いますよね。

お打ち合わせでも、毎日の家事や子育てがしやすいように、動線や収納を考えていらっしゃることがよく伝わってきます。
ただ、目の前の暮らしを具体的に想像できる分、その先の生活については、なかなかイメージしにくいものですよね。
今は小さなお子さんが、中学生、高校生になったとき。
そして、進学や就職で家を出た後。

家族がどんな生活をしているか、想像したことはありますか?

今の暮らしやすさは、もちろん大切です。
でも、子どもの成長とともに、家族の過ごし方も変わっていきます。
せっかく建てるお家だからこそ、今だけでなく、その先も心地よく暮らせるように考えたいですよね。

……なんて今なら思えるのですが、私自身も、子育てをしてきた今だからこそ「こうしておけばよかったな」と感じることがあります。笑

そのひとつが、子ども部屋。
当時は当たり前のように、子供1人1人に1部屋は必要だよね!と2部屋の子供部屋を作ったのですが、
正直…「1部屋でもよかったかも。」と思っています。笑

子どもたちはリビングで一緒に過ごすことが多く、宿題もリビングで一緒に。
中学生の息子は、毎日図書館で勉強しています。

つまり、今のところ、子ども部屋はほとんど使っていません……。

ちなみに、わが家の息子たちは5歳差。
このままいくと、下の子が自分の部屋を必要とする頃には、上の子は進学や就職で家を出ているかもしれません。
それなら、1部屋を順番に使う形でもよかったのかなーと思うんですよね。
小さいうちは、子どもたちが一緒に寝る部屋として。
日中はおもちゃを広げたり、お友達と遊んだり、ときには1人で過ごしたり。

もちろん、将来どうなるかは分かりませんが

「子どもが2人だから、子ども部屋も2部屋」と最初から決めなくてもよかったなと感じています。

そして、もうひとつ気になるのが、その部屋をつくるためにかかった費用です。

部屋をひとつつくるには、それなりにお金がかかります。
部屋数や広さは、家全体の大きさや予算にも関わってきますよね。

お金をかけて用意した空間が、長い間使われないのは、やっぱりもったいない。

個室が必要になるまでの期間。
実際に使う期間。
そして、子どもが独立した後。

「いつか使うために用意する」だけでなく、その前後にも使い道があれば、空間をもっと活かせそうですよね。

家を建てるときには、そこまで含めて部屋の使い方を考えられるといいなーと思います。^^

例えば、1階に小さな個室をひとつ設ける。

ある時期は子ども部屋として使って、必要がなくなったら仕事部屋に。
将来は、1階で生活できるように寝室として使う。

そんなふうに「誰か専用の部屋」ではなく、「そのとき必要な家族が使える部屋」として考えてみるのも、ひとつの方法です。

将来寝室にするなら、ベッドを置ける広さや収納を。
仕事部屋や子ども部屋にするなら、音や視線にも配慮する。

先の使い方を少し想像しておけば、暮らしが変わったときにも使いやすくなります。

もちろん、同じ時期にそれぞれの個室が必要なご家庭もあります。
大切なのは、家族の年齢差や過ごし方に合わせて考えること。

「子ども部屋は何部屋必要ですか?」の前に、

「家族の誰が、いつ、どんなふうに使う部屋にしよう?」

と考えてみるのもいいかもしれません。

子どもの成長も、その先の自分たちの暮らしも。
家族の変化に合わせて、長く使い続けられる間取りを考えていきたいですね。^^

少しでもお家づくりの参考になれば幸いです。

それでは、コーディネーターの山岸でした!