何度も利用しているのに1度も見たことがなかった東京駅

こんにちは!
長野で注文住宅・デザイン住宅を手掛けている「ALOHA100」インテリアコーディネーターの山岸です。^^

先日、羽田空港でJALの工場見学に参加するため東京へ行ってきました。
工場見学まで少し時間があったので、せっかくだから東京駅の丸の内駅舎を見に行くことに。

実は東京駅って何度も利用しているのですが、改めて駅舎を外から見たことがなかったんですよね。
おそらく、同じような方多いですよね!?

「そういえばちゃんと見たことないな~」と思い、人生初の丸の内駅舎見学です。^^

東京駅丸の内駅舎

何度も利用している場所なのに、改札を出て駅舎を眺めるのは初めて。
テレビや雑誌などで見慣れているはずなのに、実際に目の前に立つとやっぱり存在感がありますよね~。

正直なところ、「すごく綺麗!」というよりは、「シンボリックな建築」というのが率直な感想。

特徴的な赤いレンガの外壁は東京に来たんだな~という気分になります。^^

現役の重要文化財

東京駅が珍しいといわれるのは、国の重要文化財でありながら今も現役で使われていること。
歴史的な建築物というと保存されているイメージが強かったのですが、ここでは毎日たくさんの人が行き交っています。
100年以上前に建てられた建築が、今も東京の玄関口として使われ続けている。
改めて考えるとすごいことですよね。

復元されたドーム

そして個人的に一番印象に残ったのはドーム部分。
外観よりもむしろこちらの方が感動しました。^^
高い天井に美しい装飾。
忙しそうに足早に歩く人の中で、天井を見上げて立ち止まるには勇気が必要でしたが。笑

明治時代の日本にこれほど本格的な西洋建築が建てられていたことに驚きました。
当時の日本は西洋の技術や文化を積極的に取り入れ、「近代国家」として世界に肩を並べようとしていた時代。
東京駅も、そんな時代の熱意を象徴する建築だったのかもしれません。

実はこのドーム、一度戦災によって失われてしまったそうです。
しかし、2007年から行われた保存・復原工事によって創建当時の姿が再現され、現在私たちが目にしている美しいドームがよみがえりました。

東京駅を残すために

あと、私が面白いなと思ったのがこの復原工事の進め方。

歴史的な建築物を残すには当然お金がかかります。
そこで活用されたのが「容積率移転」という仕組み。
東京駅が本来使えるはずだった未利用の上空部分を隣接・近接する土地に移転して活用することで、復原工事の費用を捻出したそうです。

分かりやすく言うと

「東京駅、本当はもっと高いビルを建てられる土地なんだけど、もう建てないから上空の権利だけ誰か買ってくれない?」

という考え方です。

最初に知ったときは、「そんな方法があるの!?」と驚きました。笑
実際に、その対価が東京駅の保存・復原工事に活用されたそうです。

実は見えないところもすごい

それと同時に、すごいな~と思ったのが“見えない部分”の工夫。
外観や意匠はそのまま残しながら、実は建物の下では耐震性能の向上も行われています。

正直なところ、「関東大震災にも耐えた建物なんだから十分じゃない?」なんて思ってしまうのですが。笑
そういうわけにもいかないんですよね。
見た目はそのままに、今の基準に合わせて中身だけをアップデートしているというのがとても印象的でした。

現地を見ていると、あちこちの説明や、勉強していた内容がつながってきて面白く感じました。
東京駅だけでも「え、そうなの?」という発見がたくさんあります。^^
気になる方はぜひ調べてみてくださいね。

それにしても、100年以上前にこれだけ大きな建築を設計したと思うとすごいですよね。
今のようにパソコンなんてない時代。
製図版はあったのかな?なんて考えながら見上げていました。笑

勉強していなかったら、きっと改札を出てまで見に来ることはなかった東京駅。
今回訪れたことで、他にも実際に見てみたい建築がどんどん増えてきました。
また機会があったらご紹介したいと思います。^^

それでは、コーディネーターの山岸でした。^^