韓国ソウルの旅~⑤

長野で注文住宅・デザイン住宅を手掛けている「ALOHA100」プランナーの春原です。
今回の韓国はいろいろな建物を見て回るので一ヵ所あたりの滞在時間が非常に短くかつ、実際にはすべて廻り切れていない場所もたくさんありました。そんななか得に印象に残った建物を紹介します。

以前に紹介したようにソウルのマンションなどは軒並み高騰しており、若年層や低所得者は住むことが難しい状況がつづいています。
その中で国から補助を受け建設している「青年住宅」の現場へ伺ってきました。
住宅と言っても、15階建ての高層マンションですけれど。
居住には厳しい基準があるようですが、通常の半分の家賃で住むことができるそうですよ。

所長さん自ら説明をして頂きました。ちょっと強面ですね(^-^;
工事現場に従事する作業員は外国人が多く、中国、ベトナム ウズベキスタンから出稼ぎに来ており半分ほどを占めるようです。ほかの工事現場へもスムーズにいけるようにタイムカードのようなものを入口で差し込むとにより、管理しているとのこと。就労ビザなどしっかりしていれば、保険など労災もしっかり入っているそうです。
日本より多国籍化しているかもしれませんね。


部屋に備え付けの家具や住設はシステム化されており無駄がなく、2重の樹脂サッシがはめ込まれています。
下がFIXになっているので手摺の役目を果たしているんですね。なるほどと感心してしまいました。

ソウルは長野並みに寒いところなので、外部は10㎝ほどの厚いフェノバのようなものでしっかり覆い断熱されていました。


戸建の住宅とは異なりますが、高層マンションの現場などへ行くことはほぼないので、まさか貴重な体験を韓国でするとは思いませんでした。
きっと建設現場の方々は私たちの為に何日も前から準備をして頂いたんだろうなと、皆で感謝の気持ちをしっかりと伝え後にしました。プランナー春原