完成見学会で見るべきポイント

こんにちは!
長野で注文住宅・デザイン住宅を手掛けております「ALOHA100」の鈴木です。
完成見学会に足を運ぶと、どうしても最初に目に入るのは大きなリビングやキッチンの雰囲気。
けれど本当に大切なのは、もっと「暮らしに直結する部分」です。
例えば、玄関を開けた瞬間の心地よさ。
空気の匂いや温度、音の響き方。これらは断熱・気密の性能に大きく関わります。
数字やスペックでは伝わらない部分だからこそ、体で感じてみてください。
次に注目していただきたいのは 生活動線と収納。
ただ大きいだけの収納ではなく、物を取り出す動きや、キッチン・洗面とのつながり方が暮らしやすさを左右します。
「ここに置いたらどう使うかな?」と生活シーンを思い浮かべてみると発見があるはずです。
さらに、見落とされがちなのが コンセントや照明の配置。
スマホや家電をどこで使うか、スイッチは子どもも届くか。
ちょっと想像するだけで、日常の快適さがイメージしやすくなります。
そして、建具やドアの収まりも要チェック。
開け閉めの軽さや隙間の有無は、施工の精度がそのまま現れる部分です。
完成直後だからこそ、「丁寧に作られているか」を見極めることができます。
最後に大切なのは、「ここで家族と過ごす姿が浮かぶかどうか」。
見た目の豪華さではなく、自分たちの暮らし方にしっくりくるか。
完成見学会の本当の価値はそこにあります。
モデルハウスのように演出された空間ではなく、実際に住む人がいる“リアルな家”だからこそ得られる気づき。
ぜひ一つひとつ体感しながら、ご自身の家づくりのヒントにしてみてください。